2016年8月24日水曜日

小倉利丸 toshimaru ogura @toshiogr 【チェ・ギュソク“沸点”ツイート】

Nobutaka Watanabhe @fuantei_workers【“沸点”ツイート】

2016年8月9日火曜日

ふぇみんで「沸点」(ころから刊)が紹介されました。


ふぇみん  2016年8月5号
婦人民主クラブ発行「ふぇみん」 2016年8月5号(3129号)で紹介していただきました。

2016年8月4日木曜日

『沸点』(ころから・刊)・ネット通販について

『沸点』を通販サイトで購入しようとお考えの方も多いかと思います。
ところが、サイトを覗いてみると「一時的に品切れ」と表示されている場合もあるかもしれません。
その場合は、在庫が充当されるのを待つのもいいですが、他のサイトを覗いてみるのもアリだと思います。
現在、『沸点』は例えば以下のサイトでご購入いただけますので、ご検討ください。

◉ amazon


◉ 楽天

◉ honto



以下の二つは、私の若い知人が経営する、オルタナティブな志向をもつ書店です。
こちらでも店頭および通販で『沸点』を扱っていますので、どうぞご検討ください。

◉ 模索舎
    ▶ 沸点在庫

    ▶ 沸点在庫

2016年8月1日月曜日

7月27日のトーク・イベントのご報告/加藤直樹


「だけど、そのたびにこう思うのさ。今が99℃だ、そう信じなきゃ」。
いろいろありますが、今日は、727日夜に東京・新宿で開かれた私・加藤直樹と漫画家・島田虎之介さんのトーク・イベントについてご報告します。主催は書店・模索舎でした。

トークはまず、島田さんによる『沸点』解析から始まりました。島田さんは『ラストワルツ』『九月十月』などのアーティスティックな作品で高く評価されている方(2008年、手塚治虫文化賞新生賞を受賞)で、実は私も大ファンです。 



島田さんは『沸点』を漫画として高く評価します。まず、技術的にすぐれている。ページ数は決して多くないのに、非常に密度の高い物語を読んだ気にさせられる。ひとつには、ワンシーンをだいたい2見開きにまとめるなど、テンポよく見せることができているから。日本漫画とバンドデシネの中間的なタッチで描かれる絵のレベルもそうだが、場面構成という意味でのが非常に映画的で、そのまま絵コンテになりそうだ。一部に大友克洋の影響が見られるという指摘も。なるほど!

次に、「人間がきちんと描かれている」と。「人間が描けているかどうかは技術の問題じゃないんですよね。描き手の態度です。人間に対する、社会に対する態度です。この人(チェ・ギュソク)はそれがきちんとしていて、おかしなことを描かない。大人ですよね」とのこと。「非常にすぐれた作品だと思います」。

他ならぬ島田さんの太鼓判に、私も『沸点』紹介者としてうれしくなりました。




次に島田さんから、80年代の韓国と日本やアメリカの関係についての質問をいただきました。
『沸点』には「親米独裁政権を打倒しよう」といったスローガンがしばしば出て来ますが、それはなぜか。光州事件での韓国軍の市民弾圧と米軍の関係、韓国の軍事政権と当時の日本の関係などについて、私が知っている範囲でお話しました。それについては、また別の機会に書こうと思います。
話はそこから、李明博・朴槿恵政権下でのメディア抑圧の話まで広がりました。

その後、会場の皆さんとトーク。韓国の民衆美術やオルタナティブ・コミックの紹介をしてきたという方や市民メディアの運営に関わっている方など、マンガ、美術、市民運動という多様なバックボーンをもった人が発言して、『沸点』という作品の幅広さを見る思いでした。
その後なぜか、『沸点』をどう販売していくべきかという営業会議のような展開になり、多方面のフィールドからの貴重な営業アイデアをたくさんいただきました。いずれ一つずつ、着手していきたいと思います。

とても楽しいイベントでした。ありがとうございました。



2016年7月24日日曜日

【沸点(ころから・刊)作者・チェ・ギュソク動画】「重いテーマも軽いスタイルで表現したい」

韓国語のニュースサイト「オーマイニュース」のネットTVで、『沸点』作者・チェ・ギュソクがゲストとして登場し、自らの作品や韓国社会について語っている動画を紹介します。
『沸点』を作家・チェ・ギュソクが話をしている姿を見てください。
韓国語による話は多岐に及んでいるのですが、当ブログでは『沸点』にかかわる内容をかいつまんで日本語で紹介します。

オーマイニュースTV「漫画家チェ・ギュソク、“みじめな青春”を描く」

87年の6月抗争のとき、チェ・ギュソクは小学校3年生。そのため、執筆にあたっては当時の運動経験者に話を聞き、当時の手記などを読んだそうです。
彼はそれまで、80年代に学生運動を通じて民主化を担った「386世代」に対していい印象を持っていなかったとのこと。このあたり、日本で団塊の世代/全共闘世代が反感をもたれるのと同じですね。
「俺たちが若いころは頑張った」とふんぞり返るのがウザイ、ということです(今はバブル世代が「ウザイ」のでしょうが)。しかし今回の執筆にあたって、当時、一人の単なる学生として頑張った無名の人たちの話を聞き、その印象が少し変わったとのこと。「本当に苦労したんだなあと」。

それでもやはり、386世代が勝ち取った「民主主義」の現実に対して、チェ・ギュソクは批判的な目も向けます。「ぼくは、かつては小作人だった貧しい農家に生まれ、父は建設労働者でした。そういう人々にとって、結局、民主化とは何だったのか。386世代の人たちに聞いても、満足な答えは得られませんでした」と語ります。意外な質問を受けたように、驚いた表情を見せる人もいたそうです。

この番組で司会を務めるジャーナリストのキム・チョンベは、「では民主主義とはなんですか」とチェ・ギュソクに水を向けます。
チェ・ギュソクの答えは「自分たちが生きている場所を、自分たちでデザインすること」。
しかし、若者の貧困化ひとつを取っても、それは今、機能していない。機能させようという意志が人々の側に足りないのではないか、とチェ・ギュソクは語ります。

ではチェ・ギュソク自身は、民主主義を通じて社会をどのように「デザイン」したいと考えているのでしょうか。
彼の答えは「人が人として扱われる社会」というものでした。そのために自分ができるのは、大衆的なエンターテインメントのジャンルで、そうしたことを表現していくことだと言います。
そして、重く深いテーマであっても、軽く、笑ってしまうようなスタイルで表現することが可能だし、それをやっていくつもりだと。


今回、この番組の聞き取りと翻訳作業を、韓国在住の市村繁和さんにお願いしました。実は市村さんも私たちとは別に『沸点』の翻訳出版を画策していらっしゃいましたが、私たちの方が版元へのオファーが一瞬だけ早く、私たちが出版することになったのでした。そうした経緯をお互いに知った(偶然に)のは昨年末でしたが、以来、いろいろとご協力をいただいています。


参考◎ 『沸点』の作者、チェ・ギュソクについて/加藤直樹

島田虎之介 @Shimatorax “沸点” ツイート

深町秋生・新刊ショットガン・ロード @ash0966 “沸点”ツイート

河添 誠 @kawazoemakoto “沸点”ツイート

2016年7月23日土曜日

Ikuo Gonoï @gonoi “沸点”ツイート